2023年の冬至はいつ??当日の過ごし方を簡単に解説します。

旬の情報

現役食品スーパーの店員「まさきち」です。今日は「冬至」について簡単に解説して行きます。

忙しい師走の季節ですが、日本古来の行事に少し耳を傾けてみませんか??

冬至とは??

季節を24等分した「24節気」のひとつで1年間で最も日照時間が短い日です。

またその逆で、1年間で一番日照時間が長いのは、「夏至」です。

今年(2023年)の冬至は

12月22日(金)です。

冬至は、定義として「太陽の黄経が270度に達する日」と定められており、地球の公転周期が若干ずれる関係上、日付は固定されていないそうです。

冬至の日は何をするの?

「ん」が2つ付くものを食べる

日本古来より「冬至7種」と言って、冬至の日に無病息災を願って食べる食べ物があります。

  • かぼちゃ(なんきん)
  • れんこん
  • にんじん 別記事で解説しています。
  • ぎんなん
  • きんかん
  • かんてん
  • うんどん(うどん)

「冬至7種」と言われる食べ物には「ん」が2つ付いており、たくさん運を呼び込むという言い伝え「ゲン担ぎ」の意味も込められているそうです。

冬至粥を食べる

冬至粥とは、読んで字のごとく冬至の日に食べるお粥の事を言いますが、具材として小豆を使用しており赤い色をしているのが特徴です。

食べる事により厄除け・幸運を呼び込むと言い伝えられているそうです。

冬至の日は、ぜひ取り入れて食べてみたいですね。 

それ以外にも、柚子湯に入ったりなどありますが、次の章で詳しく解説して行きます。

柚子湯や南瓜を食べる由来は?

冬至は言えば、真っ先に思い浮かぶのが、「柚子湯に入る事」「かぼちゃを食べる事」だと思います。

では、なぜ冬至で食べたり入るようになったのでしょうか?

柚子湯の由来 柚子湯に入るには??

柚子湯に入る風習ができたのは、意外と古くなく「銭湯ができた江戸時代」から始まったと言われています。 元々は客寄せのために行われたのが始まりだそうですが

  • 冬至とうじ湯治とうじ(入浴して体調を整える事)
  • 柚子湯ゆずゆ ⇒ 融通ゆうずうを利かせるように

こういった語呂合わせもあり、昔から柚子湯に入ると「風邪を引かない」という言い伝えられたみたいです。

現代では、冬至の前後に近所のスーパーで柚子を買ってご自宅の湯舟に浮かべるのが一般的ですね。毎年「冬至本番」に駆け込みで買われる方が多く柚子湯に入りたかったけど売り切れていた・・・と残念にされているお客様を目撃しております。

冬至用の柚子は食用としての価値が低く一般的なスーパーでは、売り切りするぐらいの数量しか入荷していないのが多いです。

「冬至の日に柚子湯に入りたい」という方は、店頭に出始めたら素早く確保することをお勧めします。

かぼちゃを食べる由来は? 

かぼちゃは、「冬至7種」の1つであり運を呼び込む食べ物の一つですが、その中でかぼちゃは保存性が高く旬を過ぎても食べれる緑黄色野菜であり

保存技術が乏しい時代は、寒い冬に食べれる栄養源のある貴重な野菜とされ風邪予防への観点から冬至にかぼちゃを食べる風習が生まれたそうです。

採れたてより貯蔵されたかぼちゃの方が、甘みが増すのでまさに今が美味しい時期とも言えます。

ぜひこの冬至の機会にかぼちゃ料理を味わってはいかがでしょうか?

まとめ

  • 冬至は1年間で最も日照時間が短い
  • 2023年の冬至は12月22日
  • 冬至の日は「ん」が2回つく食べ物や冬至粥を食べる
  • 柚子湯の始まりは江戸時代から銭湯の客寄せから始まった
  • 冬至に食べるかぼちゃは、保存が利き栄養豊富な野菜で冬に風邪予防で食べられていたのが始まり

年に一度訪れる季節の各行事、日本古来の行事にも少し触れてみると生活に豊かにする事と思います。ぜひ皆様も素敵な冬至をお過ごし下さい。

タイトルとURLをコピーしました