「さつまいも」がフニャフニャに…食べれるの?さつまいもの保存方法を解説 

豆知識

現役食品スーパーの店員「まさきち」です。

買った直後は、綺麗だっだのに…フニャフニャになってしまった…「さつまいも」をよく買う方なら遭遇したことがあるのではないでしょうか?

結論から申し上げますと

フニャフニャになった「さつまいも」は傷んでるので食べれません。

は、なぜ傷んでしまうのか? 対応策までサクッとお伝えしていきます。

「さつまいも」が突如フニャフニャに…なぜ起きるの???

さつまいも」は主に9月~3月の期間が最盛期を迎え、採れたてより貯蔵してからの方が甘みが増す特徴があり長期保管に適している野菜と言えます

しかし弱点があり寒さにめっぽう弱いです

「さつまいも」は、9℃以下の環境で保管を行うと低温障害のリスクがあります。

低温障害の症状

  • 手で「さつまいも」が裂けるほどフニャフニャになっている
  • 明らかに刺激臭がする(芋焼酎のような臭いがする)

卸売市場など大量に在庫を抱えている所は、冬場は毛布などで箱ごと包んで低温障害にならないよう対策をしている所もあります。

特に冬場は、一般家庭でも対策無しでは低温障害を発生させてしまうリスクがあるので保存には注意が必要です。

低温障害を防ぐために 対策できる保存方法

前章でもお伝えした通り、寒さに弱いので冬場の管理が重要となってきます。

適切な保存方法

  • 水気はNG 乾燥した状態で保存
  • 新聞紙もしくはキッチンペーパーなどで包んで冷気から保護する
  • 常温保存でも可ですが、温度が一定である冷蔵庫の野菜室へ保存もおすすめ

冬場の常温保存は、暖房器具の使用により気温差で結露が発生しやすいので、「さつまいも」に水分が付着するとカビ・劣化の発生リスクになるので、温度が一定である冷蔵庫の野菜室への保存もおすすめです。

冷蔵庫での保存は、必ず野菜室で新聞紙・キッチンペーパーなどで包んで保存するのがポイント

野菜室の温度は、一般的に6℃~8℃に設定されているので

保護を行わないと、直接冷気が当たり低温障害のリスクを上げる結果になります。

まとめ

この記事記事の要点をまとめると

  • 9℃以下での保存は、低温障害のリスクが高くなる
  • 低温障害になると腐ってしまう
  • 対応策は、新聞紙やキッチンペーパーなどに包んで冷蔵庫の野菜室で保存

正しい保存方法で美味しく「さつまいも」を食べたいものですね。        

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